ありふれた奇跡

独特のテンポとセリフ回しという点で前クールの「風のガーデン」と同じテンションで観てます。加瀬君は普通にいそうだけど、普通にいないんだよねーてな感じの方ですね。ああいう顔好き。「みんな普通の部分と普通じゃない部分がある」とか、昨日は沁みるセリフがいろいろありました。仲間さんを逆に励ましてる陣内さん、という立場が最初とは逆になってたスナックでのシーンはなかなかおもしろかった。ブランデーのお湯割りおいしそうだったな〜て、ここでも酒か。うちの家には父さんのブランデーコレクションがたくさんあるので今度一本ぐらいこっそり試しても分かんないかも。母さんに言ったら「あれは早よ飲まなあかんしな!」て答えが返ってきましたが、それって単に邪魔なだけなんじゃ。加瀬宅での料理シーンがやたら現実感があった。男所帯ってあんな感じなんだろうな。喫茶店で加瀬君が自分の職業を明かしてから、2人で出て行くまでのラストが良かった。死のうと思った事のある主人公2人。その理由はまだ明かされてないけど、外堀から埋めていく的な(上手い表現方法が見つからんが)この描き方はなんか好きだな。普通ぽい加瀬君で普通て何かを描くお話。かな?
しでかしちゃった事を思い出して、つい「あー」て言っちゃうてのに、あるある!てなりました。